平均や年収を参考にしてませんか?注文住宅の正しい予算の決め方。

皆さんは注文住宅の予算をどのように決めていますか?

もしもネットの情報をみて年収や月々の支払額から予算を決めている方がいたら要注意です。

年収や月々の支払額から計算できるのはあくまでもローンの借り入れ金額。

借りられるお金 = 予算
ではありません。

同じ年収の家族でも、夫婦二人の家族と子供が3人いる家族では住宅に使える金額は当然違います。

住宅は人生のなかでも特に大きな支出ですが、子育てや老後の生活、保険など累計すると大きな金額になる支出はたくさんあります。
今の家計で支払える月々の金額をそのまま払っていけるとは限りません。

もっと細かく言えば、食費や交際費などライフスタイルの違いによる支出の違いも住宅ローンを借りる20~30年という単位でみれば数百万円の違いになることもあります。

せっかく家を建てても高額なローンの支払に追われる不自由な暮らしはしたくないですよね?

それに「同じ年収の人が平均これくらい借りている」などの曖昧な根拠だけで何千万円もする買い物の決断はできません。

確固たる自信をもてる自分のライフスタイルにピッタリな支払計画を決めることが重要です。

お金のことはお金のプロに相談しよう

自分のライフスタイルにピッタリの支払計画と言われても多くの方はピンとこないと思います。

だからこそお金のことはお金のプロに相談しましょう。

住宅予算の場合はファイナンシャル・プランナーと呼ばれるライフプランニングのプロに無料で相談することができます。

ファイナンシャル・プランナーとは

人生の夢や目標をかなえるために総合的な資金計画を立て、経済的な側面から実現に導く方法を「ファイナンシャル・プランニング」といいます。ファイナンシャル・プランニングには、家計にかかわる金融、税制、不動産、住宅ローン、保険、教育資金、年金制度など幅広い知識が必要になります。これらの知識を備え、相談者の夢や目標がかなうように一緒に考え、サポートする専門家が、FP(ファイナンシャル・プランナー)です。

引用:日本FP協会「ファイナンシャル・プランナー(FP)とは」

無料なら一度利用してみたいと思いませんか?

ここからは具体的にファイナンシャル・プランナーへの資金計画相談(通称:FP相談)について説明していきます。

FP相談ではどんな話をするのか

FP相談では現在の支出のと収入、将来の人生設計をもとに資金計画を決めていきます。

その内容は

  • 基本的な生活費
  • 洋服や趣味への出費に交際費
  • 帰省(遠方)や旅行(国内か海外かも)の予定
  • 車の買い替え予定・子供を大学まで進学させるか、学校は公立か私立か、習い事はするか
  • 何歳まで働くか、共働きする期間

などなど様々。

細かなところまで計画を立てて人生設計をすることで、自信をもって進められる資金計画を作るのです。

FP相談はなぜ無料なの?

住宅予算についてFP相談をする場合、無料で行えることが多いです。

なぜ無料なのかというとFP相談では保険の相談も同時に行うから。

保険は生涯の中でも大きな支出になるので必ずFP相談で相談することになります。

住宅ローンを組む場合、多くの方が保険を見直すことになるのでFP相談をきっかけに保険を変える方が多いです。

FP相談ではその保険の契約によって利益を得ているのです。

もちろん今の保険で満足していれば無理に変える必要はありませんよ!

FP相談はどこですればいい?

FP相談を受けるには様々な方法があります。

既に加入している保険の担当者や近所にある保険の窓口でもいいですし、住宅や不動産の担当者に紹介してもらうこともできます。

ただし住宅や不動産会社に紹介されたファイナンシャル・プランナーは、その会社と繋がりが強いので注意が必要です。

FP相談では単純に将来の支出を減らせば、その分住宅の予算が増えます。

例えば、将来買う車を安くしたり、旅行に行く頻度を減らしたり、共働きをする期間を長くしたりすると予算が大きく変わりますね。

それを利用して住宅や不動産の担当者が自分に都合の良い予算になるように、ファイナンシャル・プランナーに誘導してもらうこともあるのです。

その結果、将来ローンの返済に追われて好きなことができない生活になってしまったら取り返しが付きません。

予算を上げるために将来の贅沢を我慢することは悪いことではありませんが、話に流されて必要以上に厳しい計画をしないように気をつけましょう。

保険ばかり進めてきて不必要な保険まで売ってくるようなファイナンシャル・プランナーにも注意してください。

何人かのファイナンシャル・プランナーに相談して比較してみるのがおすすめです。

少なくとも自分の話ばかりで損得の話しかしないようなFPには要注意。
こちらの話を親身に聞いたうえで一緒になって最適な計画を建ててくれる人を探しましょう。

FP相談をする前に準備しておくこと

FP相談は人生設計がベースとなっているため事前準備が大切です。

具体的には

  • 基本的な月々の生活費の内訳を計算する
  • 子どもが何人欲しいか、どんな教育を受けさせたいかを考える
  • 子育てと仕事のバランスを考える
  • 車や旅行、趣味のものなど比較的大きなお金が必要なイベントの計画を考える

などですね。

事前に両親に相談しておくことも大切です。
話してみたら親から住宅費用の支援をしてもらえるようになったという方は意外と多いんですよ。

また両親の老後のことも含めてこのタイミングで話しておけるとベストです。

最後にFP相談は必ず夫婦そろって受けてくださいね。
人生設計はどちらか片方が決めるものではないので、FP相談もお互いに相談しながら進めないと必ず後でモメる原因になります。

事前準備をしっかりと行うことは、ファイナンシャル・プランナーに住宅予算をコントロールされないためにも有効な対策です。

まとめ

家を建てるだけでも大変なのに、FP相談や事前準備に人生設計を考えるなんて面倒だと思う方もいるかもしれません。

でも資金計画は一番大切なところなので、じっくり時間をかけて決めてほしいです。

どんな良い家を建てても、そこで理想の暮らしができなければ意味がありません。

支払に追われて平日は夫婦ともに働き詰め、週末もほとんど遊びにいけず、趣味を楽しむ余裕もない。
そんな暮らしをするくらいなら家なんていらないと思います。

少し大袈裟に書いてはいますが、私が不動産営業をしていたときには支払ができずに家を手放す人を何人も見ました。

少し面倒かもしれませんが、まずは家族で人生設計をじっくり考えましょう。

そして資金計画のプロであるFPに相談しましょう。

決して相手の話に流されず家族にとって何が一番かを考えて予算を決めてください。

あとはその予算で叶えられる最大限の理想の家を建てましょう。

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