「注文住宅で家を建てたいけど、今の年収や貯金だと無理だろうな」と思っている方。
それだけの理由なら諦めるのはまだ早いです!
極端に信用情報がブラックな場合は別として、年収や貯金といった理由だけであれば解決策は意外と多くあったりします。
もちろん全てが望み通り叶うというわけではありません。
それでも無理のない返済計画の範囲内で夢のマイホームが建てられる可能性があるとしたら、確かめてみたいと思いませんか?
難しい知識はなくても大丈夫。
大切なのは行動するかどうか。
それでは具体的にやるべきことを説明していきます。
Contents
本当に今の年収や貯金だと無理なのか、まずは一度相談してみるべき
周りの人やインターネットを調べただけで無理だとあきらめるのは早いです。
特にお金の話は条件が少し違うだけで結果が変わるので、一般論では判断できません。
日頃から多くの方の相談にのっている営業でも年収や貯金額を聞いただけでは判断できませんしね。
細かな条件を話したうえでプロの話を聞くのが一番です。
本当に家が欲しいという気持ちがあるなら、まずは住宅会社に相談に行ってみましょう。
資金計画の相談や家の見積もりくらいまでならどこも無料でできます。
何回かは打ち合わせをすることになるので時間は必要ですが、例え無理だったとしても様々な知識は手に入るので無駄にはなりません。
ちゃんと調べる前に諦めるのはもったいないので、まずは相談してみましょう。
何の確証もなく貯金し続けるのはおすすめしません。
相談に行くならハウスメーカーよりも工務店

ただし資金面で自信がないのなら、ハウスメーカーよりも工務店にいくことをおすすめします。
ハウスメーカーの方が一般的に金額が高く、大量生産をするために仕様も決まっていて価格の融通が効きません。
そのため予算が合わないお客様は相手にしてくれない場合も多いんです。
一方でローコストから高性能住宅まで幅広く対応できるような工務店であれば、親身になって相談にのってくれる可能性はあります。
また頭金が少ない場合、手付金などの現金が必要な場面で困る事も多いです。
工務店は決裁権者(社長など)との距離が近いことが多いので、そういった相談に乗ってくれる可能性が高いのも利点になります。
住宅ローンに詳しい頼れる営業を探そう
ローンが組めるか不安な状態なら良い会社を探すことよりも良い営業を探すことに力をいれましょう。
条件に合う銀行を探してくれるのも、予算に合う土地や建物を考えてくれるのも、現金が少ない場合に諸費用の金額や支払タイミングを会社に交渉してくれるのも全て部営業です。
住宅ローンに詳しく、且つ資金計画や銀行との交渉を積極的に行ってくれる行動力のある営業がベスト。
少し話しただけで無理だと言ってくる営業の場合は相性が合わなかったと思いましょう。
いろんな銀行に解決策がないかあたってくれたり、予算に合わせて良い提案をしてくれるような営業は必ずいます。
会社選びも重要ですがまずは良い営業と出会うことが、注文住宅を進める上での近道です。
頭金がほぼ0でも住宅ローンで補える場合もある
銀行によっては頭金がほぼ0でも住宅ローンから諸費用が払える場合があります。
その場合は金利などが高くなるはずですが、頭金を用意する間に支払う家賃等を考えたら一概に損をするとは言えません。
まずは現実的に住宅ローンを借りて支払ができるかの調査をするのが先決です。
契約前なら損得は後で考えても大丈夫。
それに無理な資金計画をしないことにだけ注意すれば、損得よりも子育て環境などを優先するのは全然ありです。
若いうちの方が良い条件で住宅ローンを組める

銀行は同じ条件なら若い人の方に良い条件を出します。
また今後、転職や独立するような可能性があるなら住宅ローンを良い条件んで組めるときに組んでおいたほうがいいです。
損しないために頭金を貯金している時間が一番の損だったりすることもあるんですよ。
増税とか金利とかタイミング見て待ち続けるのも注意が必要です。
投資として建物を建てる場合はまだしも、生活するための建物で損得に囚われすぎるのは考え物。
「社宅住まいで家賃もいらず、子供もいない」というようないくらでも待てる環境があるなら別です。
でも損したくないという気持ちだけで根拠もなく買い時を待ち続けるのは損かもしれませんよ。
家は数%の違いで支払い額が大きく変わりますが、家族で過ごす時間はお金に換えられないものです。
損得に捉われ過ぎず、家族にとって何が一番大切かを考えてみてください。
注文住宅が建てれそうと分かったら一度FPに相談するのもあり
「まずは家を建てられるか相談にいって調査してみましょう!」という内容で説明してきましたが、「頭金を貯めたり年収が上がったらどうなるんだろう」という疑問もあると思います。
そんなときは一度FPに相談して本当に今が買い時か相談するのはありです。
FPについてはこちらの記事をご確認ください。
平均や年収を参考にしてませんか?注文住宅の正しい予算の決め方。
ちなみにこの場合は工務店から紹介されたFPに相談するのはやめておきましょう。
工務店との繋がりがあるので家を建てる方向で話を進められる可能性が高いです。
相談した結果、急ぐ必要がないと思えば数年かけて貯金するという計画にしてもいいと思います。
大切なのはしっかりと計画を立てたうえで待つということ。
根拠もなく年収が上がるのを待ったり、目標額もなく貯金していても意味はありません。
まとめ
注文住宅を建てたいという気持ちがあるなら、どれだけ厳しいと感じていても一度は動いてみる価値があります。
「注文住宅は無理かもしれない」と初対面で言っていたのに、最後には注文住宅を建てるお客様を何度も見てきました。
住宅ローンに関しても日々条件や内容が変わっています。
頭金の違いによる損得とかは買えることが分かってからでも遅くありません。
家族にとって一番いいタイミングでマイホームを手に入れることが一番重要です。
でも無理な資金計画はダメですよ。
その場の勢いではなく、将来のライフプランをしっかりと計画しましょう!