「オーナー宅訪問」の5つのメリットと営業への頼み方

住宅メーカーを選ぶときに、「他の人たちの評判も聞いてみたい」と思うことはありませんか?

「〇〇ハウス 評判」などレビューを検索した方も多いかもしれませんね。

でもどれだけ調べてもきっと信頼度の高い情報はでてこないと思います。

そんなときにおすすめしたいのが「オーナー宅訪問」。

実際に検討中の住宅メーカーで建築した方(=オーナー)の家を見に行く見学方法のことですね。

(「オーナー宅見学会」、「OB訪問」など呼び方は様々ですが、今回は「オーナー宅訪問」で統一します。)

他の人が建てた家を直接見ることができる上に、オーナーさんから家づくりの経験談や住み心地についても聞くことができます。

住宅メーカーの本質を知る上で非常に効果的な方法です。

ただし何も知らずに見に行くと、あまり参考にならずに終わってしまう場合もあります。

そこで「オーナー宅訪問」を100%有効に活用するためのコツを、元住宅営業の私がこっそりと教えます。

文字数が多いため前後編の2部構成です。

この記事では前編として「5つのメリットと営業への頼み方」についてまとめています。

後編はこちらから>>>>「オーナー宅訪問」で絶対に聞くべき3つの質問と注意点

オーナー宅訪問の5つのメリット

「オーナー宅訪問」には「モデルハウス見学」にはないメリットがたくさんあります。

同じ住宅メーカーが建てた建物という点は同じですが、モデルハウスと同じような視点で見てしまうのはもったいないです。

そこでまずは「オーナー宅訪問」ならではのメリットを5つ紹介します。

1.より現実感のある間取りの建物を見られる

モデルハウスは「お客様に見てもらうため」の建物なので、「人が暮らすこと」は重視されていません。

だから実際に生活するには不便だったりします。

それに開放感を出すために大きく作ってあるので同じレベルの建物を建てようと思うと予算がかなり必要。

つまりそのまま参考にするのは難しい建物ということです。

あくまでも参考にするのはイメージだけ。

より現実感のある建物を見るために行うのが「オーナー宅訪問」です。

実際にその住宅メーカーで建てた人の家なので、モデルハウス以上に自分たちの家のイメージが膨らむはずですよ。

2.自分の予算にあったグレードの建物を見られる

モデルハウスは基本的に「オプションだらけ」であることが多いです。

一方で坪単価や初期の見積もりは標準仕様が基準なので、その金額ではモデルハウスみたいな建物は建てられません。

だから現実的なラインとして「標準仕様+少しのオプション」で作られているオーナー宅を見せてもらいましょう。

営業に全て任せると「モデルハウス並に豪華なオーナー宅」に案内されることもあるので、自分の要望と近いレベルの家を希望してくだいね。

3.自分の好みにあった建物が見られる

同じ住宅メーカーでもいろいろな商品があり、様々なタイプの家を建てています。

だからモデルハウスで自分が建てたい建物のイメージが確認できるとは限りません。

その点、オーナーさんの家ならイメージに近い建物をピックアップしてもらえば良いので、よりイメージに近い建物の事例を見れます。

4.その家で暮らしている人の「生の声」がきける

これが一番のメリットです。

営業からではなく実際に購入して暮らしている人の声が聞けるので信頼度が違います。

家づくりの経験談や実際に暮らしてみて気づいたことなど積極的に質問しましょう。

その住宅メーカーの評判を聞いてみるのもいいですね。

正直、建物を見る以上にオーナーさんとの会話が重要です。

後編の記事では質問するべき内容についてもまとめているので、事前に質問を準備してから訪問するようにしましょう。

5.経年変化の具合を確認できる

最近は〇〇年間もつ外壁なども増えてきましたが、実際に見てみないと納得できませんよね?

住宅は何年か経ってから変化する部分や気づくこともあります。

ぜひ新しい家だけでなく、ある程度年数が経過した家も見せてもらいましょう。

オーナー宅訪問の正しい依頼の仕方

オーナー宅訪問はイベントとして開催されている場合もありますが、多くの場合は個人的に訪問をお願いすることもできます。

イベントは気軽に行ける反面、他の来場者と重なったりするとゆっくり話が聞けません。

2~3回商談を進めていたらやってもらえる可能性が高いので、「モデルハウスだけではなく、実際に住んでいるオーナーさんの家も見てみたい」と営業に伝えてみましょう。

その上で行先は任せるのではなく、こちらから要望を伝えることが大切です。

以下の項目を参考に、自分の要望や悩みにあった案内してもらいましょう。

  1. 自分の要望と近い雰囲気や間取りの家
  2. 標準仕様に近い家(もしくは自分のプランと同じくらいのグレードの家)
  3. 自分が悩んでいる部分が確認できる家(例えば無垢材を使うか迷っていたら無垢材を使っている家)
  4. ある程度年数の建っている家(経年劣化の具合を確認するため)

4軒も訪問をお願いするのは厳しいかもしれないので、①~③を満たす新しい家と④の築年数の建っている家の2軒くらいでお願いしてみてください。

自分が確認したいことに優先順位をつけて依頼してみてくださいね。

メリットを理解した上で最適な事例を案内してもらいましょう

「オーナー宅訪問」はオーナーさんの都合なども関係するため、何度も気軽にできるわけではありません。

以下のメリットを意識した上で貴重な機会を最大限に利用して見学してくださいね。

  • モデルハウスとは違う現実的な建物として見る
  • オーナーさんから家づくりの経験談など有益な情報を積極的に聞く
  • 住み心地や経年変化など実際に生活してみて気づいたことを聞く

また「オーナー宅訪問」を希望する場合は以下の2点の要望を営業担当者に出しましょう。

  • 自分の要望や悩みにあったオーナー宅を選んでもらう
  • 「新しい家」と「年数の経った家」の2邸は見せてもらう

後編では「オーナー宅訪問で絶対に聞くべき質問事項と注意点」についてまとめています。

続きもぜひご覧ください。

後編はこちら>>>>「オーナー宅訪問」で絶対に聞くべき3つの質問と注意点

スポンサードリンク