ハウスメーカーや工務店に値引き交渉をする具体的な方法とタイミング

値引き交渉の仕方

人生で一番大きな買い物であるマイホーム。

できれば少しでも安く買いたいですよね?

2,000万円の家でも1%値引きしてもらえれば20万円。

日々の家計を考えたら大きな金額です。

でも正しい知識を知らずに値引き交渉をしても基本的には上手くいきません。

それどころか上手く頼んでも値引きをしてもらえないこともあります。

値引きをしなくても仕様を落とせばコストダウンできますからね。

ただし値引き交渉が絶対にできないわけではありません。

むしろ少しでも可能性があるならチャレンジしてみるべきです。

運よく値引きしてもらえたら家具購入や引越し費用に使いましょう!

この記事では元住宅営業である私が値引き交渉の具体的な方法や注意点を紹介していきます。

注文住宅を検討中の方は参考にしてみてください。

前提として値引き前提で価格設定をしている会社に注意

インターネットで調べると注文住宅の値引きについて意見が2つに割れていませんか?

「数十万、数百万と値引きできた」と言う人と「基本的に値引きはできない」と言う人。

その理由の一つに値引き前提で価格設定している会社の存在があります。

100円の商品に「通常価格200円をレジにて50%」という値札をつけて売っているのと同じやり方です。

もともと100円なので50%オフで100円になっても少しもお得ではありません。

特に注文住宅の場合は金額が大きいので数パーセント誤魔化すだけで絶大なお得感を演出できてしまいます。

それどころか完成後には隠れてしまう部分をこっそりとコストダウンしてしまうことも簡単です。

つまり手抜き工事をして浮いた金額を値引きに回している場合もあるということ。

あまりに上手い話は疑いましょう。

「希望通りの家を建てるためにギリギリ予算が足りない」というときに最後の手段としてお願いするのが値引き交渉です。

詐欺師のターゲットはいつでも「他人よりも得したい人」や「他人よりも損したくない人」。

損得に捉われ過ぎると悪い住宅メーカーにダマされてしまうので注意してくださいね。

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悪質な値引きやキャンペーンについて詳しく知りたい方はこちらもご覧ください。>>>>元住宅営業が教える値引きやキャンペーンの真実

値引き交渉をするタイミングと上手な頼み方

検討する会社を1~2社に絞り、契約を具体的に考えるタイミングになったら実際に値引き交渉をしてみましょう。

値引き交渉が成立するシチュエーションは限られているので事前準備が重要です。

以下にのような手順で効果的に交渉してみてください。

値引き交渉の最適なタイミングは契約直前

値引き交渉は住宅メーカーの営業担当者が上司や社長に承認をもらって初めて成立します。

そのときに「値引きをしたら契約してもらえる」という条件は最低限必要。

営業担当者も「契約してくれるか分からないですけど値引きの許可もらえますか?」とは言えないですしね。

契約が前提になっていれば営業担当者も本気で上司に掛け合ってくれます。

値引き交渉は必ず契約直前のタイミングにしましょう。

「値切り」ではなく「値引き交渉」好意を伝えてお願いする

上司や社長の承認をもらうには、営業担当者の熱意も交渉に大きく影響します。

熱意をもって値引き交渉に対応してもらえるように上手くお願いをしましょう。

具体的には「〇〇(営業担当者)さんと契約したいけど予算が合わないので値引きできませんか?」と名指しで好意を伝えるのが一番です。

営業は基本的に会社よりも自分の担当するお客様の味方。

自分の力で良い家を建ててあげたいと思っています。

間違っても家電量販店や市場のように「もう少し安くならない?」みたいな頼み方はしないでください。

「値切り」の感覚で気軽に値引き交渉をするような顧客だと思われると警戒されますよ。

注文住宅は何十年も付き合いが続くので「面倒な客」だと思われると契約を避けられます。

営業担当者が積極的に協力したいと思えるような交渉の仕方が一番有効です。

交渉材料として相見積もりを用意する

「予算が足りないから値引きしてください」という理由だと少し弱いです。

同じくらいの仕様と価格の他社の見積もりを用意して交渉を行いましょう。

「本当は〇〇さんのところで契約したいけど、□□(他社)のほうが同じ金額でも仕様が良いので・・・」と話をすれば値引きの成功率はかなり上がります。

値引きをせざるを得ない状況を作ることで有利に交渉を進めましょう。

実は見積もりはスマホ1つで家にいながらもらうこともできます

「交渉材料にするための見積もりなんてない・・・」という方のためにインターネットでお手軽に見積もりをもらう方法があるのでご紹介しておきます。

タウンライフ家づくり」というハウスメーカーや工務店を紹介してくれるサイトです。

普通は見積もりをもらうまでに2~3回は商談を重ねる必要がありますが、このサイトでは必要事項を入力して登録するだけで複数社から間取りと見積もりがもらえます。

もちろん綿密に打合せを重ねたときの見積もりほど正確ではありませんが比較材料としては十分使えますよ。

それにもしかしたら今検討しているハウスメーカーや工務店より良い提案をしてくれる会社に出会えるかもしれませんね。

決算期や時期はそこまで気にする必要はない

よく言われる決算期はそこまで気にする必要はありません。

なぜなら注文住宅の場合、契約から半年後くらいに建物が完成して支払が行われるからです。

つまりハウスメーカーや工務店としては3月末の決算までに利益を得るためには9月くらいに契約をしておく必要があります。

3月末の契約は経理上は来期の売り上げになるということですね。

そういった仕組みのため一番契約したい月は各会社の考え方によって変わってきます。

12月末決算や半期ごとに計算している場合もありますしね。

そのため1~2か月待つくらいならありかもしれませんが、無理に3月まで待つ必要はありません。

3月に決算で値引きをしてくれる確証がないですからね。

それよりは営業のノルマを考えて月末を狙うほうが可能性が高いです。

月末までに契約することを考えると土日休みの方なら月内最後の土日の2週間前くらいに値引き交渉をするのがベスト。

「今月あと1件契約したい」と考えている営業にとっては値引きをしてでも契約を取りたいタイミングです。

家づくりで大切なのは損得よりも失敗しないこと

注文住宅の値引きには2種類あります。

ウソの値引きとホントの値引き
  • ハウスメーカーや工務店が契約を取るために作った見せかけの値引き
  • なんとか希望を叶えるために契約前にお願いして成立した値引き

上手い話をたくさん聞くかもしれませんが、基本的には後者の値引き以外はありえません。

損得感情を刺激するのが一番ダマしやすい方法なので本当に注意してください。

注文住宅は在庫がないので安く売る必要がありません。

適性価格で望み通りの家が建てられれば大成功なんです。

損得よりも本当に良い家を建ててくれる会社かをじっくり検討してください。

間違っても「今月契約してくれれば値引きします」という契約をとるための作戦に従ってはいけませんよ!

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